STORY 02

応援する人を応援したい
東京スカイツリー®世界一で推しFES!

OUTLINE

OUTLINE

好きなアイドルやキャラクターをさまざまな形で応援する推し活。
「みんなの推し活を全力で応援したい!」という思いで、本イベントを企画された。
パワースポットとも言われている東京スカイツリーで、展望台から見えるたくさんのライブ会場に向かって、ライブチケット当選を願いながら推しとの写真撮影など、思い思いの推し活を楽しめるイベントとなった。

天望回廊をメインに地上450mからの絶景を背景に推しカラーに染まった壁面装飾や、ライブで鉄板の推しグッズをモチーフとした“巨大デコうちわ”などが撮影スポットに。推しといっしょに“堂々”と撮影することができる。
推しカラーをイメージしたライティングの点灯や、カフェでは推し色フロートドリンクが登場。天望デッキフロア350では窓ガラスに映像が投影されるラウンドシアターに、過去に番組で放送されたアーティストのお宝映像を夜間限定で楽しめる空間になった。
このプロジェクトを手掛けた営業5部・野田、クリエイティブ部・山本、統合メディア部・塩見に話を聞いた。

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

PROJECT STORY 02

山本

クリエイティブ部

2017年 中途入社

塩見

統合メディア部

2018年 新卒入社

野田

営業5部

2020年 新卒入社

EPISODE 01
EPISODE 01

はじめての「概念」とのタイアップ

野田

元々、東京スカイツリー様からは展望台でのコンテンツタイアップ展示の告知をお任せいただいていました。昨年、展示と並行実施可能なミニイベントとして、お気に入りのアクスタを展望台で撮影する「アクスタ祭り」のような企画をご提案したところ、有難いことに気に入っていただいて。この夏、実施に向けて動いていたのですが、さまざまな事情で急遽「アクスタ祭り」をミニイベントから展示並みにスケールアップして実施することになったんです。

山本

急遽ということもあり、日に日に状況が変わるような緊張感がありました。でも、野田さんや、以前は塩見さんも営業として東京スカイツリー様と密な距離感でお付き合いしてくれていたから、私たちクリエイティブチームは状況把握がしやすく、企画案を先回りして考えておくことができました。ご相談いただいた翌日には企画をお出しするスピード感で、東京スカイツリー様と一緒に進めていきましたね。

塩見

スケールアップ後のテーマは、「推し活」という概念とのコラボです。天望デッキでの映像放映と、天望回廊での装飾を「昭和・平成・令和」でひとくくりにすることで、うまくまとめられたと思います。

EPISODE 02
EPISODE 02

成功すると確信をもった、オープン前日の深夜

野田

イベント開始前日の深夜に装飾などの施工に立ち会っていました。早朝、できあがった時に東京スカイツリーのご担当者様と一緒にソラカラちゃんのアクスタを持って写真を撮りにまわり、かなり盛り上がりました。個人的に推し活をしたことがなかったのですが、実際にやってみると想像以上に楽しくて。担当の方とも、これはお客様にも絶対楽しんでいただけるねとお話して、成功の予感を肌で感じました。

塩見

自分の好きな推しとの体験を写真に残すことができる、推しと一緒に楽しめるというのがこの企画の“推し”です。実際に私自身も推しのグッズを持って、撮影を全力で楽しんできました!SNSで知って、行きたいというだけではなくて、これはやりたい!という明確な目的をもって来場される方が多い印象だったので、企画意図がちゃんと伝わったところも個人的に良かったポイントです。

山本

イベント開始後も、SNSを中心にたくさんの写真やコメントを拝見して、多くの方に楽しんでいただけたんだなって嬉しくなりました。今回は展示装飾のビジュアルも携わることができたのですが、東京スカイツリーのご担当者様から、お客様も撮影されて楽しんでいますよと教えていただきました。

EPISODE 03
EPISODE 03

「東京スカイツリー」で、推しFESを実施する意義を考え抜く

塩見

プロジェクトのサブタイトルを、クリエイティブチームが「堂々と推せる」と書いてくれたのですが、コロナ禍でお出かけできなかった、ライブで声が出せなかったストレスや気持ちを発散できる時が来た、そんな時代の空気感と合っていると感じました。「推し活」にとどまらず、社会の流れを汲んで企画したところにも意義があったのかなと思います。

山本

「東京スカイツリー」という日本を代表する観光地が発信していく「推し活」というのは、推し活をしている方にもっと寄り添って、応援していく姿勢であることが大切だと考えていましたね。

野田

告知面では、WEB広告を中心に実施しました。塩見さんに担当してもらいましたが、「推し活」という概念にひもづいた企画だったので結構悩みどころでしたよね。

塩見

どういう配信設計をすればいいのか、かなり頭を使いました!原点に立ち返って、推しがいる人を応援したいという企画なので、ターゲティングや広告文の作成においても固有名詞をどれだけ入れるかなど丁寧に作成していきました。結果、広告にコメントいただいたり、投稿にも反応いただいたりなど共感を得ることができて安心しました。

EPISODE 04
EPISODE 04

誰も置いてけぼりにしない、納得のキービジュアルができた

野田

漫画やアニメ等のコンテンツとのタイアップ時は、キービジュアル自体は東京スカイツリー様から支給いただいていましたが、今回はオリジナル企画のため、クリエイティブチームのほうでビジュアルをゼロから作ることになりました。

山本

「昭和・平成・令和」というテーマや東京スカイツリーという場所から、幅広い年齢層の方が全員楽しめるFESを意識した企画なので、全年代にハマるビジュアルを作ろうと考えて、テーマは「ニューレトロ」に決めました。東京スカイツリーを背景に、推し活を満喫する女性たちをイラストレーターの方に描いてもらい、空には、レコードやうちわ、アクスタといった時代を感じる推し活アイテムを登場させています。

塩見

推し活を楽しんでいる層にしっかり刺さりながら、どの世代にも届くようなビジュアルになったと思います。イベントで楽しんでいただきたい体験やどの世代、どの時代においても普遍的に楽しめますよということが、1枚のイラストで表現されていて個人的にもすごく良かったです。

企画した側も、来場された方も全力で楽しんだイベントだった

今後もこういった「概念」とのタイアップができたらいいよね!と楽しそうに野田は語っていた。
自主提案をしていた小さな企画がこれだけ大きなイベントとなり、大成功をおさめたのも東京スカイツリーの担当者と関係性ができていたことが一つの要因だった。
クリエイティブチームの山本やメディア設計・配信を担当した塩見など、彼女ら自身がこの企画自体を楽しみながらアイデアを出し、その熱量がイベントに来場される方にも伝わったように思う。
今回のプロジェクトを踏まえて、これからも新たな企画に積極的に挑戦しようという意気込みを感じさせていた。