Tokyoの土地を、広告メディアにする。RAIZIN R番地 OMOTESANDO PARK

RAIZIN R番地 OMOTESANDO PARK

大正製薬様のエナジードリンク「RAIZIN」の世界観を体験できるラボ。オリジナルフードとドリンクを提供するカフェ。誰でも利用できる大階段。緑豊かな植栽。そして、交差点を見下ろせる屋上ベンチ——ビルの多い表参道の中心に出現した「RAIZIN R番地 OMOTESANDO PARK」は、公園スタイルのエナジースポットだ。RAIZIN のロゴマークをモチーフにしたゲートやサインオブジェ、フォトスポットなどを設置し「Refresh & Reboot」できる空間を提供することで、街と人の活性化と、表参道、青山のイメージアップに貢献している。
このプロジェクトに参加したメトロ アド エージェンシー(以下、メトロアド)のメンバーは3名。その中の一人である堀江に話を聞いた。※社員情報は取材時(2020年11月現在)のものです。

堀江

株式会社メトロ アド エージェンシーメディア

2016年 新卒入社

表参道の一等地を有効活用する方法は何か。

表参道交差点一角のスペースを有効活用できないかと土地使用者の東京メトロから相談されたのが発端です。
日本有数の立地のよさを誇り、公共性も高い。さらに2020年はオリンピックイヤーと、場所も時期も最高の条件が揃っていました。つまり、広告メディアとして非常に価値があるということです。単に店舗やテナントを誘致するのでは面白くない、「広告メディア」として開発できないか。そんな発想から、表参道という街に見合ったコンセプトに賛同いただいけるスポンサーを募集、オープンスペースでPOP-UP STORE×広告を展開することを考えました。
東京メトロもこの企画に賛同いただき、スポンサーには大正製薬様が決まりました。

「施主」として、商店会へ直接説明に奔走。

本格的にプロジェクトが始まったのは、2019年の夏ぐらいからです。
開発プロジェクトでメトロアドは、全体の運営に関わりました。ビルやマンションを建てるときの「施主」のような立場ですね。
最初は、関係する方々への説明に奔走しました。付近の商店会や区、道路管理事務所、消防、警察、駅などに説明を行っていったのです。
私たちも施主という立場で、道路関係者のみなさんや商店会の方々へ説明会を開きました。「RAIZIN R番地」は、期間限定とはいえ街に根付くものです。私たちとしても、住民や商店街のみなさんが築き上げてきた街のイメージを壊したくありません。時間をかけて、丁寧に説明をさせていただきました。
工事が本格的にスタートしたのは、年が明けてからです。地鎮祭が1月下旬、次に整地作業へと工事は順調に進んでいました。

コロナ禍を克服し、無事にオープン。

しかし、徐々にコロナウィルスの影響が顕在化してきます。
まず、海外で調達した施設の資材が、輸入できなくなりました。幸い、予定より遅れたものの3月に資材は無事届いたのですが、そのころには日本が大変なことになっていました。何度か工事の中断も余儀なくされ、再開できても、工事現場でクラスターを発生させないために、職人さんたちに暑い中でもマスク着用をお願いしたり。
並行して、オープン後のカフェ運営などについても、感染リスクを避けるために、想定されるケースを考えられる限り洗い出し、シミュレーションをし続けました。
その結果、何とか無事にオープンさせることができました。
外出自粛の影響があり、天気に左右されるオープンスペースという中で、今も週末には、大階段、カフェ、芝生スペースで、学生や家族連れが思い思いの過ごし方をしています。
多くのメディアに取り上げられ、注目度は高かったと思います。大正製薬様も、「RAIZINと一緒にこの街を盛り上げていきたい」と仰っていました。商店会の会長さんからは、「新しい待ち合わせ場所になったらいいね」と。うれしい一言でしたね。

「ロケーションビジネス」の形が見えてきた。

都心の一等地を広告媒体として使う、広告という領域を拡大させた大きなプロジェクトを成功させることができました。私やプロジェクトに関わったメンバーだけでなく、メトロアドとしても、すごく大きな知見と自信を得たと思っています。
土地を貸すのではなく、あくまでイベントスペースや広告媒体として開発しつつ、ビジネスとして成立させたことが新しかったと思います。このプロジェクトによって、「土地をメディア化して、プロモーション、広告する」という「ロケーションビジネス」の形が見えてきました。
メトロアドは、不動産デベロッパーのように、リーシングやテナント誘致はできませんが、ロケーションビジネスはできます。他の広告代理店でも、なかなかできないビジネスじゃないでしょうか。

今ある交通広告だって、電車や駅を、人が移動し、集まる「メディア」ととらえることから始まったんだと思います。
これを読んでいる人の中には、交通広告やメトロアドのビジネスに対して、やれることが限られていると考えていた人がいるかもしれません。しかし、私は、このプロジェクトを通して、交通広告も自分たちのビジネスも、まだまだ大きな可能性をもっていると確信しましたね。

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2021.03.012022年度 新卒採用エントリーの受付を開始しました。エントリー締切は3月25日(木)です。

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