東京メトロ様
銀座線リニューアルサイト

鉄道会社ではほとんど例を見ないキュレーションサイトを構築、
銀座線の伝統と先進性、親しみやすさを表現。

2017年12月30日に開業90周年をむかえる東京メトロ銀座線。その銀座線では只今リニューアル工事が進行中。そのリニューアル工事に関わる情報を紹介するためにつくられた旧銀座線リニューアルサイトは、認知度があまり高くありませんでした。リニューアル工事によって「こんな風に変わるんだ!」という発見をしてもらい、期待をもたせ、銀座線をより好きになってもらえるよう、メトロアドエージェンシー(以下、メトロアド)は、サイトリニューアルを行うことになりました。そして、様々なコンテンツをもった、銀座線に関わる情報を集約するキュレーションメディア「銀座線リニューアル情報サイト」を企画し、PV数の飛躍的な向上を実現しました。

M.M. [2014年入社]
営業

H.T. [2015年入社]
クリエイティブディレクター

トレンドや今の肌感をとらえ、提案していくのも役割。

M.M.は、2016年4月、東京メトロを顧客とする部署に異動してきました。初めてM.M.が東京メトロに同行したときは、上長ら4人が同行しましたが、数回打ち合わせを重ねた後は、M.M.がメイン担当になりました。任せられると思ったら年次や経験に関係なく任せる、ということはメトロアドではよくあることです。
東京メトロの要望をどう実現するか、M.M.がWeb制作会社と一緒に議論を重ねた結果、キュレーションサイトとすることが固まりました。キュレーションサイトでは、工事情報以外にも更新性をもって様々な情報を伝えることができます。さらに、現在キュレーションサイトのような体裁でWebサイトを運営している鉄道会社は、まだ少なく話題性もあります。
M.M.たちは、Web制作会社とともにこのサイトに掲載する、銀座線を身近に感じることができるコンテンツも併せて企画。他社や動画サイトの事例を、ページビュー(PV)数などとともに説明しながら、車両の運転台から周囲を録画する「360度動画」などを提案しました。
このように、世の中のトレンドや時代の肌感をとらえ、それを東京メトロに提案していくのも、メトロアドの役目なのです。

面白い企画にも、東京メトロ視点でボツを出す。

Webサイトを構成するロゴマークや、グラフィックなどと統一性・一貫性を持たせる諸規則、いわゆるレギュレーションの制作から参加したのがH.T.でした。「銀座線らしさと、親しみをもってもらうことのバランスが難しかったですね」。銀座線リニューアルのコンセプトは、「伝統と先端の融合」。けれど、リニューアルサイトの目的のひとつには、親しみを持ってもらうことがあります。銀座線らしさと親しみやすさを両立するため、何度も案の出し戻しがありました。
一緒にプロジェクトを推進するWeb制作会社から出されるアイデアについて、その実現性を判断するのもメトロアドの重要な役目でした。「Web制作会社はとても自由な発想を持って、いろいろな企画を立ててくれましたが、東京メトロとして「安全・安心」を度外視するようなものは絶対にNo。その観点から、面白い企画でもボツにせざるを得なかったものはたくさんあります(H.T.)」。
コンテンツにおいても、Web制作会社のつくってくるものは、銀座線リニューアル情報サイトのコンセプトには忠実だったものの、これまで東京メトロが発信してきたメディアやコンテンツのトーンとしては表現が軽めでした。「あらゆる人をサービスの対象とする鉄道会社は、社外に向けた発信はできるだけ丁寧な表現にします(H.T.)」。M.M.は、当サイトのコンセプトやWebメディアとしての特性上、ユーザーの方に読んでいただくためには必要なトーン・表現であることを東京メトロの担当に説明し、協議を重ねました。協議を重ねていくうちに、東京メトロの担当にもご理解をいただき、現行の銀座線リニューアル情報サイトにある親しみやすいトーン・コンテンツを公開することができました。「東京メトロの『ユーザーに伝えたい』という想いを受け止めつつも、それを『伝わる』形にしていくのは、私たちなんです(H.T.)」

これまでのサイトとは比較にならないPV数を実現。

こうして、伝統と先端が融合した、ユーザーにとっての親しみやすさを追求したWebサイトが完成しました。PV数はこれまでのサイトと比較になりません。「360度動画」は現在540,000回以上再生。他メディアへの掲載、SNSのシェア、PV数は、未だ伸び続けています。
「異動して初めてのプロジェクトでしたが、すごく楽しい。メトロアドには、顧客の悩みに対してそれを解決する方法、手段が無数にあることが分かりました」とM.M.。キュレーションサイトに関わるのが初めてだったというH.T.は、Web制作会社の自由な発想に、広告の作り手として刺激を受けたと話します。「社内的にも、Webのノウハウを蓄積したし、Web協力会社とのつながりが深くなったのは大きいと思います(M.M.)」。「Webの企画もできる会社として、東京メトロからの見え方も、今後違ってくるんじゃないでしょうか(H.T.)」。

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